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「伝統と革新」

僕らが関わるほとんどの職人は、伝統的なかたちに拘ることなく新しい自分のスタイルを追求しています。消費者が求めているのも革新的なデザインで、それに対して僕らは疑問をもっていません。むしろ協力して新しいデザイン開発に取り組んでいます。

沖縄には沖縄タイムスという新聞があるのですが、こんな記事を発見してしまいました。

-以下沖縄タイムス社説引用-

沖縄タイムス賞を受賞した金細工師、又吉健次郎はオリジナルの作品を作る方向を戒める。
「伝統を継続するということは、伝えられてきた形を残すこと」と語る。

浅はかな素人目からすれば、伝統工芸といえど作家の個性があっていいのではないか、1人1人のこだわりや目新しさが作品からにじみでることがあってもいいのでは、と思う。しかし、歴史を振り返ると多くの職人の礎があって、現在の工芸があるのは確かだ。歴史の重みに「滅私」し、受け継いできた伝統の本流を守り通すことの大切を、又吉さんは説いたのだと思う。長く使用され愛されている工芸品には過去の評価に耐えた重みがある。


-沖縄タイムス社説、大弦小弦(6月29日)-


伝統と革新皆さんならどちらを選ぶでしょうか?
会社のための滅私奉公という考えには賛同できないことが多いのですが、ここでの伝統を守る=滅私という考え方は、安易な結論が出せない気がします・・・

これまでは自信をもって革新の道に突き進んできましたが、伝統をおろそかにしていないだろうかという疑問も生まれてきました。職人さん達はこの記事をどう受け止めたのでしょうか?



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by anshare-project | 2009-06-30 12:55 | 日記
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